昭和感たっぷりの中華料理店「幸福源」
このお店は以前にも記事にした事があるのですが、お気に入りの中華店なので別メニューで再度記事にしてみました!
三ノ宮センター街にあるセンタープラザ西館の地下1階にあるお店。このあたりは西に行くほどディープな雰囲気のお店がある地域の中間あたりに位置する。厨房をカウンター席がコの字型に取り囲んでいて、気軽に入りやすいです。
この令和の時代に、しかも神戸の中心地である三ノ宮でこの昭和感たっぷりの雰囲気が大好きで実はよく行きます。
お昼時(ランチ)はけっこう満席状態ですが、今回は13時半ごろに入ったので比較的空いていました。


「幸福源」の魅力
まず、なんといっても安い!
値段は500円~800円程度でリーズナブル
しかも、お腹いっぱいになりそうなメニューばかりが並んでいる。
席に座るとメニューを見て、「一番人気」と書かれた「マーボー豆腐定食」をオーダーしました。値段は600円と実にリーズナブルなのが有難い。
店員さんの絶妙なコンビネーション
いつもお店にいるのは、おそらく中国人のご夫婦かと思います。
奥さんが接客をして、ご主人(たぶん)である店主はひたすら料理で腕を振るうというスタイル。他にアルバイトなどの店員さんは見たことがない。
奥さんが客からオーダーを取ると店主に伝える時は中国語に変換。
私は店主がまともに喋っているのを見たことがない。かなり無口で調理に専念するタイプ。
見た目のイメージは、愛想の良い奧さんと頑固オヤジといったところだろうか。
店主の料理が出来あがろうとする頃になると奧さんがご飯を盛り、味噌汁を用意。
最後にひとつのトレイの上に、奧さんのご飯と味噌汁、それに店主が作った麻婆豆腐・唐揚げがほぼ同時にセットされたではありませんか!!
お互い特に目を合わせる事もなく、合図もないのに。
さすがは夫婦! だと思いました。
私の想像ですが、おそらく店主のフライパンを振る音、盛り付けしている時のお皿なんかの微妙な音や雰囲気を奧さんが察してご飯と味噌汁を絶妙なタイミングで用意を始めるのでしょう。
「麻婆豆腐定食」が完成!
非常にシンプルな感じ、お皿も特に着飾ったものではなくてごく普通のお皿に盛られている。どこの家庭にでもありそうな食器というありふれたイメージ。
しかし、このシンプルさが良い!けっして手を抜いているのではなく必要最小限で料理の味で勝負!という感じでしょうか。
では、「きただきまーすっ」
まずはメインメニューの麻婆豆腐を一口いただきました。
「うまいっ!!」
山椒もきいていてピリッっと辛みがきますが後を引かない辛みとコクがあって美味しい。ただ辛いだけではなく、美味しい辛さとでも言えいいのでしょうか。
白ご飯といっしょに食べるとさらに美味しさアップ!
次に唐揚げをいただきます。
これも「うまいっ!!」
個人的には大好きなタイプの唐揚げ。外はカリカリで中身がジューシーとういやつで、店主が必要最小限で揚げているので出来立てで実にうまい!
まとめ
三宮とうい神戸の中心地の地下街、それもディープなお店が集まる一角にあるこのお店も同様にデイープで味自慢の店だと思います。
昭和感タップリ
雰囲気が実にいい。昭和感タップリの店内で昭和の食堂にタイムスリップした感じ。
シンプルさが良い
お店も食器類もシンプルだけど、それがいい!オープンキッチン風になっているが、これは自信がないと出来ないこと。
どれを食べても美味しい
何度も行っていろいろなメーニューをいただいてますが、お値段もリーズナブルで味も満足させてくれることは間違いなし。
ご夫婦がいい!
奥さんは愛想がいいので、料理もいっそう美味しくなる。店主は無口で調理に専念。<きっと優しい人!(^^)!>
観光客が行く様なお店ではなく地元の中華店という雰囲気。
観光で神戸に来る人も地元の人も、一度訪れてみては如何でしょうか!