1週間ほど前ですが、西宮神社を散策してきました。
この西宮神社は、福の神として知られるえびす様をまつる神社の総本社にあたり、「西宮えべっさん」としても有名ですね。
三連春日造(さんれんかすがづくり)と云う珍しい構造の本殿。
江戸時代寛文三年(一六六三)に四代将軍家綱の寄進になる国宝の本殿は、
昭和二十年の空襲により烏有に帰してしまいましたが、昭和三十六年、桧皮葺から銅板葺に変わった他は、
ほぼ元通りに復興され、今は銅屋根も古色を帯び、 えびすの杜を背景に佇んでいます。向かって右からが第一殿で、蛭児大神を祀り、中央が第二殿、天照大御神及び 明治初年に大国主大神を配祀、
左が第三殿で須佐之男大神を奉斎しています。天照大御神、蛭児大神、須佐之男大神の三神は日本書紀本文によれば御兄弟の神と 言われています。
大国主大神は式内社・大国主西神社が西宮であるとの謂れから、 明治になって配祀されるようになったと考えられます。また本殿後方一帯の境内えびすの森は、兵庫県指定の天然記念物となっています。


最寄りの駅は、阪神電車の西宮駅です。昔は小さな駅でしたが今はショッピングアーケード街もあってにぎわっており、気軽に食事ができるフードコートもあるのでとても便利。
西宮神社までは、のんびりと歩いても10分足らずで到着できる場所です。
神社のすぐ横におもしろい中華食堂店があります。まさに、「ひるね」してますね(笑)
さすが、重厚感のある入口です。
入口はいくつかあると思いますが、今回僕が入った門のすぐ左手に「沖恵美酒神社」がありました。この神社は「あらえびすさま」となっており、室町時代に書き残されている文書には西宮荒夷社鳴動と記されている霊験あらたかな神様だそうです。
全国的に有名な「福男選び」が行われる神社でもあります。
その年の一番福を目指して壮絶な戦いが毎年繰り広げられます。表大門(おもてだいもん)が開かれると、230m離れた本殿へ「走り参り」をします。これを「開門神事」といい、西宮えびす独特の伝統行事として、江戸時代頃から続いています。
本殿へ早く到着した順に1番から3番までが、その年の「福 男」として認定されます。
散策に行った日がちょうど七五三で、本殿前は大変にぎわっていました。お父さんお母さんは子供の写真撮影に必死。おじいちゃんとおばあちゃんは満足げに見守っている、こんな雰囲気が印象的でした。
ちょっとした庭園もあり、撮影スポットには最適。池には錦鯉などが泳いでいて癒されます。着物を着た女性、子供さんに雰囲気ピッタリの場所です。
ちょっと見えにくいですが、本殿の屋根は三連春日造(さんれんかすがづくり)と云う珍しい構造になっており、向かって右が第一殿で蛭児大神が祀られ、中央が第二殿で天照大御神及び 明治初年に大国主大神を配祀、左が第三殿で須佐之男大神が祀られています。
本殿の西に位置する場所にある「百太夫神社」。なぜか人通りのないひっそりとした場所にあります。 小児が五体満足に健康に育って欲しいという願いから、子供の健康を守ってくれる、子供の守り神でもあるようで、小さいお子さんのいる家庭であれば訪れてほし神社です。
大国主神社は幸福の縁を結んで下さる「縁結び」の神様でもあります。縁結びといっても結婚だけではありません。人が成長、発展していく上で必要な縁、つながりも含んでいます。人間にとって出会い、縁は非常に大切なものなので西宮神社へ訪れる事があればこちらへもお立ち寄りください。
有名人の方の絵馬が展示されていました。さすが阪神西宮にある神社、よく見ると阪神タイガースの絵馬があります。選手が書いた絵馬も拝見することができます。
帰りに商売繁盛のお守りを入手させていただきました。
効果が楽しみです!・・・